ナミツチスガリ(旧ツチスガリ) (並土すがり 並土棲蜂 :ハチ目フシダカバチ(旧アナバチ)科)

リョウブの花に来ているカミキリムシやハチを写しに、リョウブの若木を育てている公園の一角にしばらく通った。ハチではツチスガリが収穫だった。けして珍しい種類ではないが、体長1cmほど、黒く刻印を打ったような体がヨロイでも着ているようなたくましさを感じさせる。わたしが好きな蜂のひとつだ。
地表に穴を掘り、コハナバチ類を狩って幼虫の餌とする狩り蜂で、アナバチ科。
「土棲蜂」は手元の辞書にでていた漢字。ハチあるいはジガバチの古語で「すがる」があるが、「土スガル」が元になってツチスガリができたとわたしは考えている。万葉集の「すがるをとめ」は ここに置いた。

('11) 7月1日撮影 於小金井市
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