クロハナボタル (黒花蛍 :甲虫目ベニボタル科)

1p弱で、脚の先まで全身まっ黒のやや長めの甲虫。雑木林の柔らかい木の葉にじっとしているところを見かける。葉の裏側にいたのを片手で葉を裏返し、片手に持ったカメラでフラッシュ撮影するというアバウトなやり方。
翅のざらついた条痕の感じとノコギリ状の触角、それに黒カブトを連想する胸部背板が特徴的だ。ベニホタル科で、ホタル科と近縁だが発光器を持たず光ることはないという。
わたしの環境の雑木林ではホタル科はムネクリイロボタルを6月に林床でよく見かける。それに対して、ベニボタル科はクロハナボタルしか知らないが、ムネクリイロボタルより少ないように感じる。

('11) 7月21日撮影 於小金井市
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