キノコアカマルエンマムシ (茸赤丸閻魔虫 :甲虫目エンマムシ科)

ツヤのある明るい赤褐色に、黄色の金箔を数片埋め込んだような派手めの丸い体。3〜4mmでかなり小さい。白いサルノコシカケ類のキノコの上をよく動いていた。すぐ隙間に潜り込むので撮影はなかなかやっかいだった(これまでと同じ赤松の切株で撮影)。
キノコムシとかゴミムシダマシの仲間かと思っていたが、なんとエンマムシだという。触角の先がふくらんで、明らかにゴミムシダマシとは違う。エンマムシ類ならキノコを食べているわけではなく肉食のはずである。キノコの中に産み込まれるハエ類の蛆を掘り出して食べるという。わたしはエンマムシ類は初めてである。

('11) 8月3日撮影 於小金井市
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