ゴツゴツした深いシワがなんとも味のあるウバタマムシ。ちょっと持ち上がり気味に尖っているシッポも好ましい。この時期盛んに撮影に通ったモンキゴミムシダマシのいる赤松の株で、邂逅。ウバタマムシにはこういう難しそうな語を使いたくなる。憧れていたので、“ワァッ、大きい”と感じたのだが、指を添えて計ってみると3.5cmほどで、そんなに大きいわけではない。存在感があるということなのだろう。 食草が松なので、松林にいる。それを案外知られておらず、よけいに珍しがられているのかもしれない。夏の松林がねらい目なのだそうだ。 |