ずいぶん寒い日が続いている。出不精になっていけないので、思い切ってひさしぶりに浅間山を一回りしてみた。散歩路の杭につかまっているフユシャクを見つけたので、他に写す対象がないのでしゃがみこんで写した。写し始めたら気配を察したのか、こいつは飛ばずに翅をばたつかせた。 わたしは蛾の美しさは認めるのだが、写しても種名をきめるのが難しいので敬遠している。この場合はフユシャクの中で探すのでだいぶ楽になると考えていたが、どうも、そうでもない。しばらく迷って、シロフフユエダシャクということにした。 公園の中の散歩路はちょっとゆるんでいて、杭の頭で靴の泥を落とした跡があちこちにある。いまごろは公園に来る人がとても少ない。 |