多磨霊園の中の桜が見頃になって、桜見物をかねて虫撮影に出かけた。この日は風が冷たくて、虫はほとんど見かけなかった。赤松の巨樹に白い鳥の糞のように止まっていた。体長1cmほど。はじめはフユシャクの1種かと思っていたが、どうも違うようだ。「メスコバネ・・・」というのは変な名前みたいだが、メスの特徴をとらえて種名とするのはメスグロヒョウモン、メスアカミドリシジミなど、例がある。わたしが取り上げたのにメスアカケバエがある。 指で突っついてみると、意外に素早い動作で足を使ってはって逃げる。その様子もフユシャク♀とは違う感じがした。(なお、上記種名の漢字は我流です) |