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第一巻 39
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回國
六部


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回国六部 かいこく ろくぶ】
正式には「(日本)回国六十六部」。法華経を六十六部書き写し,日本全国六六か国の国々の霊場に一部ずつ奉納してまわった僧。鎌倉時代から流行。江戸時代には,諸国の寺社に参詣する巡礼または遊行の聖。白衣に手甲・脚絆・草鞋がけ,背に阿弥陀像を納めた長方形の龕(がん)を負い(笈ともいう),六部笠をかぶった姿で諸国をまわった。また,巡礼姿で米銭を請い歩いた一種の乞食。六部。(大辞林より

釣り竿のように見えるものが描かれているが、何だろうか。

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