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第一巻 53
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豆蔵

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豆蔵 まめぞう】
大道芸の一種。滑稽な身ぶりや口上で手品や曲芸をし,銭を乞うた大道芸人をいう。《嬉遊笑覧》に,〈放下師を今は豆蔵といふ,《斎諧俗談 さいかいぞくだん》といふ物に,貞享元禄(1684‐1704)の頃,摂津国に一人の乞士あり名を豆蔵といふ,市中に出て常に重きものをささげて銭を乞ふ……〉とあり,大坂市中で豆蔵という者が腹の上に臼を置いて餅をつかせたり,鎗を鼻の先に立てるなどの曲芸をして人気があったらしい。(世界大百科事典

良い絵に仕上がっている、この原画は古閑『人物草画』のマメゾウ

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