画像をクリックすると、拡大する。
第二巻 13
【
前へ
:
目次
:
次へ
】
物干竿賣
竹や棹竹
日の影も斯まで
縮
(
つま
)
る小春日を
長く引行く竿竹の聲
◆-◆
「斯まで縮る」は「かくまでつまる」。
近頃は竿竹売りの声が少なくなったが、昔からあって、喉を自慢する売り声で回ったことが分かる。巻二-07「
竹や
」は七夕などの飾り竹や、すす払いの葉竹を売る。
◆-◆
【
前へ
:
目次
:
次へ
】