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第二巻 21
「鳥渡」は「ちょっと」。 「金太郎飴」のこと。 正式名称は「組み飴」と言う。名前の由来は、職人が大阪に修行に行った時、大阪では「おかめ」「福助」の絵柄だったが、関東では足柄山が近かった為に名付けられた。(ウィキペディア)山中共古が「昔のままの物売の声」として「おたさんと金太さん」をあげていると、森銑三『明治東京逸聞史』が記している。 飴の中から、おたさんと金太さんと,飛んで出たよ/\。煙管の折れでも火箸の折れでも取ッ替いこにしょ。」(『明治東京逸聞史』明治40年条)「取ッ替いこにしょ」は古物商「とっかえべえ」の呼び声である。古鉄を飴と交換した。 |