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第三巻 09
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雪駄直し

俗にでい/\と云

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雪駄は、丈夫で湿気が通らないように、竹皮の裏に皮革をはったぞうり。「竹の切留引かつぎデエイデイ」(柳143)という句があるように、江戸では、「デエイ、デエイ」と呼びながら、籠に道具を入れて肩からさげて歩いた。(興津要『江戸商売往来』(中)より

『あづまの手ぶり』に原画がある、これ

『守貞漫稿』巻六に「雪踏直し」がある。京阪と江戸の違いや穢多・非人の町から出るなど、興味深い記載がある。(ここ

なお巻三-58も同名の「雪駄直し」である。穢多・非人の皮革業との関連を記しておいた。

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