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第三巻 15
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ひゐどろの
   かんざし賣

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通常今は「ビ-ドロ」と書くが、晴風は「びゐどろ」と書いた。原画の大西椿年は「びいどろ」である。元はポルトガル語のガラス「vidro」だそうだ。

椿年『あづまの手ぶり』に原画がある、これ。原画は、ビードロのかんざしを入れた箱は“へ”の字型の屋根となっているのだが、晴風は四角な箱状に描いている。

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