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第三巻 48
【願人坊主 がんにんぼうず】 江戸時代の大道芸人の一種。神仏へ参詣・祈願あるいは修行・水垢離を代理として行い謝礼を貰うのが本来であったが、俗信を広げ・お札をくばったり、「ちょんがれ節」を唄ったりと様々のことをする僧形の芸人となった。「江戸御府内の願人坊は、天保十四年(1843)には実に七、八百人にも及んだと記録されている」(高柳金芳『乞胸と江戸の大道芸 』p28)。 第四巻-03「あぼ陀羅經」は夫婦者の願人坊主である。 「江戸職人歌合」の「願人」を原画としている。 |