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第三巻 66
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ごぜ


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【瞽女 ごぜ】
三味線を弾きながら,歌や物語を聞かせて金品を得る盲目の女芸人。盲御前めくらごぜともいう。すでに室町時代から知られ,鼓を打って《曾我物語》などを語った。近世に入って諸国を巡り,家々の前に立ったり座敷に招かれたりして,三味線を弾き,民謡や俗曲,当時の流行歌はやりうたなどを歌って米や金を得ていた。瞽女は地域によって組織を作り,旧幕時代には城下に瞽女屋敷や長屋を与えてその保護に努めた大名もあった。通常,瞽女は3人,5人と群れをなして歩いたが,その順路や日程も毎年定まっていた。(世界大百科事典

この原画は「広重人物画稿」のこれ
巻三-02「流しあんま」があった。

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