画像をクリックすると、拡大する。 |
第五巻 18
【こうけいし 弘慶子】 江戸時代、安永(1772~1781)のころ、朝鮮人の服装をして薬や菓子を売った行商人。柿色筒袖衣類を着て、先が尖った竹の子笠をかぶる。 薬賣(第二卷01)が、こうけいしの扮装をした薬売りだった。 早稲田大学演劇博物館に「こうけいし 坂東三津五郎」という浮世絵あり(豊国1817年、「頃桜曽我湊」という演目)。三代目坂東三津五郎は深川永木河岸に住んでいたので「永木 えいき」の三津五郎と呼ばれたという。ここでは字を改めて「永喜」。 |