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第六巻 26
図の親爺さんは手に操縦するものを持っているようなので、「飛たり刎たり」とは原理が違うようだ。ゴム仕掛けとも言っている。ゴム管で空気を送るか。「一ツ 壱銭」。 「飛んだり跳ねたり」は江戸の代表的なカラクリ玩具。現在も仲見世通りで売っている(江戸玩具屋「助六」)。晴風『街の姿』(太平書屋1983)に「飛たり刎たり」があり、煙管をくわえた老翁が描かれている。 晴風『人形百種』にも扱われていて、「飛人形」。 「飛たり刎たり」の動画 ここ。動画ではペーパーボンドを使っているが、江戸時代には綿を使った。 |