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第六巻 44
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たのしみ袋

本家 よし町の
金瓢堂より
出る楽袋是で
御座い新發明の
御樂袋て
御座い

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背中に「金瓢堂」

正月の「福袋」のようなものか。ウィキペディア「福袋」は、福袋の歴史をさかのぼって、江戸時代に越後屋が一年の「呉服の裁ち余りの生地」を入れた袋を一分(いちぶ)で売り出して評判になった、としている。明治25年1892に、縁日で紙袋に「蟇口、石鹸、根掛、櫛、簪、歯磨、楊枝」などをいれ、外から中身が分からないようにして1袋1銭で売る、という例もあげられている。
「新発明の楽しみ袋」と言っているが、このような福袋の一種らしい。

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