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第七巻 08
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専賣特許 帳簿賣

此帳簿賣 平素の得意
の店々を賣廻りて注文等
を受けるを専らとす 競争
賣等は一切なさすといふ

年毎に得意の数も
 帳ほどに殖て
  入の
   □て専売

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「収入」は「みいり」と読ませる。
不明字のところは「頓て やがて」か。

帳簿類にも専売特許(近頃は単に特許という)があったのでしょうね。この方面はよく知りません。
「専売特許」は明治18年1885に制定された「専売特許条例」による「特許」の旧称で、現在では「あの唄は彼の専売特許だ」(彼のオハコだ)というように、くだけた場面で使われるのが普通。

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