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第七巻 10
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西京東山名物
お多福豆賣

空豆の最大なるを
皮の侭砂糖にて
形ちの損せぬように
煮たるものなり
西京の空豆 大き
さ寸に余るものあり
又風味至て佳なり

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東京に対する西京という言葉が生きている時代。
背中には「於多福豆」。

ソラマメの大粒の一品種。またそれを煮込んだもの。一寸豆ともいい、皮のまま鉄釜または鉄剤を使って甘く煮込み、黒く仕上げる。鉄釜を使わず煮込んだ皮をむいた小粒のものを富貴豆、皮のまま煮込んだものを京豆という。(マイペディア)
巻六-36「富貴豆賣」があった。

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