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第七巻 22
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しんこ細工

昔よりしんこ細工を
営業になすもの
数多あれと此類
の者近頃見受たり

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「しんこ」は白米の粉をこねて、蒸したもの。砂糖であまくしてあり、形をつくり着色する。 冷えると固くなるので、扱いが難しい。

巻六-02「しんこ細工の鍬吉」があった。晴風が「この類の者」と言って珍しがっているのは、屋根つきの屋台に花を飾っている女性のことなのだろう。

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