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第七巻 30
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女のなつとふ賣

いと長く引や
女の納豆賣
聲に辛子
きいた
勉強

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明治後半なのだろうが、女の納豆売が珍しかった。

いと・長く引く・納豆、辛子・きいた等、縁語で固めた句。「声に辛子きいた勉強」は、女の売子が売声をよく工夫しているの意だろう。

巻二-6に「納豆賣」があった。

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