画像をクリックすると、拡大する。
|
第八巻 10
【 前へ : 目次 : 次へ】
西洋焼つぎ
此焼つきハ 赤と青色
二色の鉛筆様の物あり
破たる器を火にかさし
暖め熱くなりたる時
破の合せ目に鉛筆様
の物を塗て つげ立
煙艸一二ふくを吸ふ
間に付着す 又是にて
模様を画き金粉
をかけて火にかさせバ
金色の模様現れる
而してこれを水若しくハ
湯にて洗ひ磨とも 落ること
なしといふ
|
◆-◆
「鉛筆様」というあたりが“西洋”なのだろうか。
「煙艸」は「煙草」
巻五-02「早つきの粉賣」があった。
◆-◆
【 前へ : 目次 : 次へ】
|