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第八巻 70
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手遊風鳥賣
   明治三十四五年頃

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極楽鳥などのフウチョウ科の鳥らしい絵になっている。

「風鳥」は『和漢三才図会』(寺島良安 正徳三年1714、巻44の26)に既に記載がある。しかし、良安は「近来蛮船により来たる風鳥は・・・」として形態や色彩など説明した上で、「これ未だ活きたる者を見ず。好手美羽を以て造成して、かつ其の行勢ありさまをいつはり説く者か」とその実在を疑っている。

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