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第八巻 72
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小間物賣

明治三十五年の夏此小間物賣来る
賣品目を軍歌に偽し大聲に是を
奏しなから行商す

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「軍歌にし」は「軍歌の曲調にまねて」の意味だろう。
巻八-83大砲のパン にまとめてあるが、晴風は「偽る」を「似せる」のニュアンスで使っている。

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