公園の南西側から入ると、すぐ、よく整備された木の階段になっている。すこし草がかぶさっている。5段ほど登って左折する踊り場に青い金属光沢を光らせてこいつがいた。“ビビッ”と動いたのに数mから気づいたが、そのあと彼は固まってしまった。 ゆっくりカメラを構え、幾枚か写し、それから徐々に近寄っていく。これは、50pの距離から、1段下の階段に膝をついて写した。ウロコが並んだ皮膚の張りが生気をはらんで、実に素晴らしい。目の光をつかまえようと、さらに姿勢を低く構えようとしたら、とたんに“ビビッ”といなくなった。 前に、成体を写している。 |