本州で見ることのできるツリアブ科は10種に満たないほどの少数だそうだ。ビロードツリアブしか知らなかったが、黒くて腹に目立つ白帯があるこいつが雑草(オオバコ?)の上に止まっている姿勢だけで、“ツリアブみたいだなあ”と感じた。写真右手前のクローバの葉と比べると大きさの見当が付く。約1.5pで、ツリアブとしては大きい方だ(ビロードツリアブは約1p)。 ツリアブ科という知識がないと、目にしても“蛾なのか虻なのか”と疑問を持つ程度で見過ごしてしまう。ヤブカラシの花などによく来るそうだから、気をつけておこう。 |