コウヤツリアブ (わたしの腕にとまった紺屋吊虻 :ハエ目ツリアブ科)

わたしが撮影する3種めのツリアブである。1種めはビロードツリアブ、2種めがクロバネツリアブ。このコウヤツリアブでいちばん苦労したのは、黒い背景ないし暗い背景にしかとまらないことだった。保護色を考えてのことだろうが、下半分が透明になって斑点が散らばる翅を撮影したい撮影者泣かせだった(クロバネツリアブには、そういう神経質なところはない)。
それが、塩分を求めてわたしの腕にとまったのである。ハエのようなモップ状の口器でベタベタと皮膚を舐めるのが分かる。マクロレンズに替え、左腕にとまるのを待って、やっと取ったのがこの写真である(ノートリミング)。自分の皮膚のシワシワに驚いた。体長1.5pほどで、大きめのハエの感じです。(追加情報は、こちら

('09) 7月7日撮影 於小金井市
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