ノイバラの新芽に付くカスミカメがあるというので、ギンイチモンジのいたカヤ原の隅にあるノイバラの大きな株に出かけてみた。すこし薮を分けて入らないといけないのだが、透明感あるベッコウ色のセダカマルカスミカメが、新芽にたくさん来ていた。その他にイチゴハナゾウムシなどいくつかのゾウムシもいて、ノイバラの柔らかな新芽が虫たちには魅力的な食べ物であるらしかった。 ところが翌日同じ場所に行ってみたら、ゾウムシはいたのだが、セダカマルカスミカメはまったく1匹もみあたらなかった。虫の世界は一筋縄ではいかないことを思い知らされた。 |