ヤドリコハナバチの仲間 (宿小花蜂 :ハチ目コハナバチ科)

1cmほどで、腹部の上側がすっかり赤い。それ以外はまっ黒で、ツチスガリ類のように頑丈な甲冑風の鋲の凹凸になっている。ちょっと似たのではハラアカヤドリハキリバチを紹介しているが、これは腹の下側が赤い。コハナバチ科ヤドリコハナバチ属には腹部の一部が赤い種が多数記録されているそうなので、「ヤドリコハナバチの仲間」ということにした。しかし、わたしのフィールドでは夏の後半からよく目にする。
「ヤドリ」と入っているのは、他のハナバチなどの巣に卵を産みつける寄生性(労働寄生)であることを表している。

('11) 10月2日撮影 於小金井市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system