チャエダシャク (茶枝尺 ;チョウ目シャクガ科)

お茶の木を幼虫が食草にするのでこの名がある。実際には、ミカン・サクラ・コナラなどにも付くのだそうだ。わたしが多磨霊園のケヤキの樹表で出会ったのはこの日が最初だった。成虫は晩秋に出現する。
薄茶色で地味な模様なので、樹表にとても良く溶けこんで見える。前翅長は2.5cm程度。わたしは数oのウロコチャタテなどをターゲットにして、樹表を舐めるように見て回っているので、チャエダシャクなどに出会うといくらか驚いて“オッ、きみ居たんですか”と声をかけたくなる。

('12) 12月2日撮影 於府中市
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