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第一巻 51
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出床 かみゆひ

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【出床 でどこ】
江戸時代、橋際・河岸・路傍などに移動可能の小屋を建てて営業した髪結い床。(大辞泉

男性の月代(さかやき)を剃り髪を結う店を持つ場合、「髪結い」ないし「髪結床」といい、「床屋」とも言った。独身男性が多い江戸ではことに多かった。仮り店で営業するのを「出床」といい、店を持たず町内を回るのを「廻り髪結い」と言った。晴風は2つ描いている。「廻りの髪結(二-30)」、「廻りの髪結(三-73)」

これの原画は古閑『人物草画』の出床

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