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第七巻 01
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みつもち みつ豆賣

明治三十五年夏の
頃よりから/\と鈴を
鳴らし賣来るもの
あり尋るにみつ餅
みつ豆なりといふ
蜜餅 切もちを細に
きりこれを蜜に付る
蜜豆 ゑんとう豆を
蜜につけるものなり 昔し
どっこい/\と称する者の
子供に賣たるより
案して専ら是を
  賣るに至るならん

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「蜜に付ける」は[漬ける]

巻六-81 「ちちの飴賣」は呼び声が「どっこい/\/\/\、どっこいさのさ」だった。13,4年経て「みつもち みつ豆賣」になったということか。

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