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第七巻 53
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ほやのこわれ
洋燈らんぷこわ

ホヤ麁相是
 そこつと
他人ひとのせし
 其過ちを
  開化商売

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「こや」と書き出して「こ」の左に訂正のマーク2点(:)を打ち、右に「ほ」を書いた。晴風の訂正法のまとめは巻八-39に書いた。

ガラス製のホヤ(火屋)をもつランプが日本に渡来したのは万延元年(1860年)、林洞海が渡米した友人からもらい、臭水(石油)で点火したのが最初であるという。慶応頃からしだいに普及し、その明るさを賞賛された。それ以前は、ロウソクや行灯で、行灯は菜種油など植物油を燃やした。

巻7-37「ランプ取替直し 」があった。

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