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第三巻 25
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願人唱僧 釈迦の像を持
市中を奔走す

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「願人ト唱僧」は「願人と唱ふ()僧」が釈迦像をもって市中奔走するということであろう。すなわちそれが願人坊主である、と。
『温故年中行事』に原画があるこれ

第二巻の「御日和坊主」も「さもせわしきようかけ歩」く願人坊主だった。また、巻一-45「釈迦の誕生會」も参考になる。

脚を丸出しの男の図柄がこれまでにも、いくつも出ている。現今のミニスカートと違って、昔は下層庶民の男が腿から下を丸出しにした風俗が行われ、女はふくらはぎも見せなかった。

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