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第三巻 78
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金比羅参り


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戦国時代に塩飽水軍は金毘羅権現を深く信仰し、全国の寄港地で金毘羅信仰を広めることに貢献したというが、金比羅さんの御利益には水難からの加護が力説された。金比羅権現の眷族が天狗であるとして、江戸時代には白装束の金比羅道者(行人)が全国を回って金比羅信仰の普及に努めた(ウィキペディアなどによる)。

金比羅信仰は、重層的にさまざまな信仰要素が混じり合っており、流行神として天狗信仰や海難除けの神への信仰が全国的に広まった。金比羅参りの代参講も盛んであった。巻五-29「金比羅参り」でも、扱った。

この原画は「広重人物画稿」のこれ
この第三巻-57「金比羅参り」が既にあったが、それとはやや異なる雰囲気。

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