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第八巻 92
歯磨き粉売りは、露店商に多かったようだ。「薬用歯磨き」というような売り方は今もあるんじゃないか。今はほとんどチューブ入りの練り歯みがきだが「歯磨き粉」という言葉は残っている。 「世渡風俗図会」には、歯磨き売りが4つあった。この巻八-92「改良薬用歯磨賣」の他に、巻三-51永井兵助が「歯みがき」を売る、同じく巻三-68永井兵助に「歯磨」を売るとある。巻八-32独楽廻しの歯磨売。 なお、巻一-26蹴鞠師に『盲文画話』から引用したところに、名人「鞠の小六」が膏薬・歯磨を売っていた、とある。 |