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第四巻 28
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鯵賣

生返る
魚の水場や
夏の雨

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じつは、わたしはこの「あじ」が読めなかった。魚偏に何と書いているのか分からなかったのである。
千ヶ寺参り(第五卷-24)で「参」であることに気付いた。実は第三-57 金比羅参りや第四-40 千日参など同様の例があり、「参詣」もある(雷除とふもろこし賣など)。

わたしのような草書体初心の者にとっては、この表題のように、前後の文脈の助けがない場合には、難度が俄然アップするのである。

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