画像をクリックすると、拡大する。
第四巻 28
【
前へ
:
目次
:
次へ
】
鯵賣
生返る
魚の水場や
夏の雨
◆-◆
じつは、わたしはこの「
鯵
(
あじ
)
」が読めなかった。魚偏に何と書いているのか分からなかったのである。
千ヶ寺参り
(第五卷-24)で「参」であることに気付いた。実は第三-57
金比羅参り
や第四-40
千日参
など同様の例があり、「参詣」もある(
雷除とふもろこし賣
など)。
わたしのような草書体初心の者にとっては、この表題のように、前後の文脈の助けがない場合には、難度が俄然アップするのである。
◆-◆
【
前へ
:
目次
:
次へ
】